紀勢本線各駅停車南部の次の岩代駅

谷山浩子の「テングサのうた」の舞台になった岩代駅に行って来ました。
ファンは、ここを訪れて、それぞれの感慨に耽るという駅ですね。
あまりにもマイナーな歌なので、記念碑もありません。
そして、あまりにも小さい駅なので、地元の人と、浩子ファンくらいしか降りないでしょう。
なんせ、私が持っていった小さいサイズの時刻表に省略されてました。

 さて、これが、岩代駅です。
 1時間に1度の電車がついて〜なんて、歌もありましたね。
 時が止まったような静かな駅です。って、時計、止まってるし。(午前10時半ころなのだ)
 人気の無いホームの古いベンチ。
 蜘蛛の巣だらけで、とても座る気になれないくらい汚かったです。
 裏に回ると、シマヘビはいるし。
 ちなみにベンチからは、海も道も見えません。(これって、浩子ファンの間では、有名な事実らしい)
 駅のホームからも、木が鬱そうと茂っていて海を見ることができません。
 波の音だけが聞こえます。
 保線橋(昭和48年製)の上からは、海を見ることが出来ます。
 ホームを少しはずれると、すぐ海です。
 沖には、けっこうな数の船が浮かんでいました。
 どうやら、まだ地球には人間がいるようです。
 上り方面にも、ベンチがありました。
 こちらは、頻繁に使われているらしく、お年寄りが座ってました。
 はいはい、ありましたよ。谷山浩子ファンが記した落書きが。
半分消えてますけど、雪の女王ネタの落書き。 上から白ペンキで消されてますが、谷山浩子の夢半球でおなじみ・・・・と言う文字が読みとれました。
谷山浩子ファンのみなさん、気持ちはわかるが、落書きするのは、あまり感心しないよ。って、一応フォロー。
そして、ちゃんと汽車の時間に汽車が来て、それに乗って帰りました。
人間がいることって、いいなあと実感しちゃうのでした。

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