フォッサマグナパーク

 11月に入り、昆虫たちも冬ごもりの準備を始めたらしい。
 キアゲハの幼虫が畦道をうろついている。
 これから、越冬場所を見つけて、サナギになって冬を越すのだろう。
 日当たりの良いコンクリートの柱には、越冬場所を求めて、テントウムシたちが集まっている。
 いきなり、スケールが大きくなるけど、左の白い部分がユーラシアプレート、右の茶色い部分が北アフリカプレートである。
 ここで。2つのプレートがぶつかり合って、造山運動が活性化しているという訳だ。
 フォッサマグナパークの目玉である日本最大級の枕上溶岩。
 長くて赤いヤスデを発見。
 ここにも、越冬場所を求めて、ピカピカ金属光沢を放つカメムシたちが集まってきていた。
 日本最大級の枕上溶岩を枕にして冬眠とは、なんと贅沢なカメムシたちだろう。
 フォッサマグナパークは、30分程度で抜けてしまった。1時間ほどかかるとパンフには書いてあったが、もどるのにまた30分かかるってコトだね(笑)
 根知の公園からも枕上溶岩を観察できるが、こっちの方がきれいに見える。
 枕上溶岩とは、海底火山から、流れ出たマグマが枕が重なったように冷えて固まったもの。
 いかにもそんな感じだ。
 姫川源流に生えていたキンギョモのような藻がここにも。しかも花盛り。
 この藻は、美しい見ずにしか生えないバイカモという貴重なものなのだそうだ。
 そう言えば、能生町の山の上の方の水田にも生えていたのを見たな。
 


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