剣龍峡

12月2日
290号線の荒川川を月岡温泉の反対側に登っていくと剣龍峡という谷川があります。

←巨石(岩)がゴロゴロしていて、川を見ているだけでもよいくらいです。

→この谷川を囲む尾根をグルッと一周できる登山コースがあります。
言ってみるといきなりロープが垂らされた急登をのぼることになりました。
←いくつかの急登を登り切ると奥の院という広場について、展望できます。

→尾根を快適に歩いていくと一直線の急登があり、登り切るとヤセ尾根となります。
←ヤセ尾根の端まで歩くと焼山頂上の標識があり、頂上と言っても道でしかないようなところですが、360度の展望です。行く手には金鉢山がどどどんとそびえています。

→いきなり、頂上からは、急降下して、焼山を下ることになります。
←しばらく行くと、唯一の水場の沢を渡るのですが、荒川川の源流のような清らかな水で、思わず飲みたくなります。寒いので飲みませんでしたが。

→沢には、コマタ(荒川山)頂上まで5分と書かれていましたが、絶対無理。
急登となり、15分くらいかかりました。
←頂上に着くと、気に囲まれた静かな雰囲気で、葉が茂っているとあまり展望もなさそうです。
金鉢山へ誘う赤テープが巻かれていますが、ハッキリした道は無いそうなので、初心者は行かない方が無難とのことです。

→コマタから急降下して尾根を行くと、尾根道が崩れていてブナがしがみつくように根を伸ばしているような光景がよく見られました。
←崩落した尾根もあり、その上を歩いていきます。
 風雨で浸食された尾根が、谷に向かって落ち込んでいく様子が体感できる面白いコースです。

→崩落地点を過ぎると穏やかな尾根歩きとなりますが、ところどころ谷に向かって土砂が流れていて、長い年月をかけて削られていく山の姿を見せてくれます。
←穴クマリ展望台に着くと、二王子、焼峰、飯豊連峰の姿が一望できます。
しばらくうっとり眺めていました。
ここをすぎると遊歩道並の快適さで歩けるようになりました。

→カミキリムシにやられて、倒れたブナの巨木が道をふさいでいました。
 木が生き残るのも容易ではないようです。
←花ノ平入り口に到着しました。
 ここから舗装された林道歩きになります。

→と思ったら、林道のカーブをショートカットできる近道がありました。
山歩き再開です。
ほとんど林道を歩かずに剣龍峡口までもどってこれました。

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